関東一の祇園「熊谷うちわ祭」2016年7月20日より3日間開催

熊谷市では、7月20日(水)から22日(金)まで3日間にわたり、延べおよそ75万人の集客を誇る八坂神社例大祭のうちわ祭を開催します。
12台の山車・屋台が熊谷囃子とともに市街地を巡行する様子は、その絢爛豪華さから関東一の祇園祭と称されています。



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関東一の祇園「熊谷うちわ祭」

関東一の祇園「熊谷うちわ祭」のクライマックスは3日目の夜
あちらこちらの街角で引き合わせ叩き合いが繰り広げられながら、山車と屋台がお祭広場に集結します。
ライトアップされた山車・屋台、数万人の人の波、夜空に響きわたるお囃子と歓声。訪れた人の誰もを熱く燃えさせます

熊谷うちわ祭を動画で紹介します。
12台の山車と屋台が鉦と太鼓を打ち鳴らす叩き合いを中心に、写真では伝えきれない興奮の3日間をお伝えします。

初叩き合いは、熊谷駅前で各町の山車・屋台が勢ぞろいする、祭初めての叩き合いです。祭全体を取り仕切る2016年の年番町は、第壱町区となっています。

巡行祭は、歩行者天国となる国道17号を、山車・屋台が年番町を先頭に列を成し、叩き合いを各所で行います。
最終地となる銀座(国道17号上)での叩き合いは、圧巻です。

年番送りでは、年番町、迎え年番町(2017年:第弐本町区)がステージ上で年番札を送り渡します。
曳合せ叩き合いでは、お祭広場(星川沿いで市役所前の通りと交差するところ)に12台の山車・屋台が集まり、叩き合いが行われます。

この叩き合いは、祭のクライマックスを飾り、とても迫力があります。


熊谷うちわ祭のタイムスケジュール

熊谷うちわ祭の行事予定時間については、目安となりますのでご了承ください。

2016年7月20日(水) 1日目

  • 渡御祭(とぎょさい) 18:00頃から
    熊谷うちわ祭の始まりを告げる行事です。
    各町の若頭100人が御輿のお供をし、御輿はお祭り広場の行宮に安置されます。
  • 初叩き合い 19:00頃から
    12台の山車・屋台がティアラ21前から、JR熊谷駅前に勢揃いして、祭り初めての叩き合いを行います。

2016年7月21日(木) 2日目

  • 巡行祭(じゅんこうさい) 13:00 〜 16:00頃まで
    歩行者天国となった国道17号を、山車・屋台が、年番町を先頭に西に向かい、折り返して東を目指します。
  • 巡行叩き合い(扇型) 18:00頃から
    東西から合流した山車・屋台が鎌倉町交差点交差点(八木橋前)に揃い扇形となて叩き合いを行います。

2016年7月22日(金) 3日目

  • 行宮祭(あんぐうさい) 9:00頃

    お祭り広場に、行宮(あんぐう)が設置されます。
  • 曳き合わせ叩き合い 20:00頃から
    山車・屋台がお祭り広場に終結して、祭りはクライマックスを迎えます。
    四方を囲んだ山車・屋台の鉦と太鼓が作り出す空間は、言葉に言い表わせない程の迫力です。
  • 年番送り 21:00頃から
    年番町・迎え年番町がステージに上がり、「年番札」を送り渡します。

  • 還御祭(かんぎょさい) 23:30頃から
    熊谷祇園会の男女500人が交代で担ぎ、御神輿は行宮から本宮に向かう、熊谷うちわ祭の最後の行事です。


熊谷うちわ祭 山車・屋台総覧

熊谷うちわ祭の華、叩き合いを彩る山車と屋台は天保年間に製作された山車から平成に新調された山車、屋台まで全12台があります。

  1. 第一本町区 (山車)


    紹介 第二本町区の山車を参考に、初めて地元で製作された山車として注目され、構造が御拝柱と床柱がずれているのが特徴です。
    昭和43年に市の有形文化財に指定されました。
    人形 神武天皇(長野屋綱季 作)
    囃子会名 神武おはやし会
  2. 第二本町区 (山車)


    紹介 江戸神田の紺屋が個人所有する山車を買い受けたもので、中家堂初代当主の中村藤吉が購入した熊谷初の山車です。
    昭和43年に市の有形文化財に指定されました。
    人形 手力男之命 (仲秀英 作)
    囃子会名 本三四おはやし会
  3. 筑波区 (山車)


    紹介 明治期は鴻巣より購入した山車を使用していましたが、現在は昭和36年に新調した山車を使用しています。
    人形 日本武尊 (本庄 米福 作)
    囃子会名 筑波囃子保存会
  4. 銀座区 (山車)


    紹介 当初は屋台を使用していましたが、佐谷田区に寄贈され、現在は平成6年に新調した山車を使用しています。
    人形 熊谷次郎直実 (長野屋綱季 作)
    囃子会名 鳳鸞お囃子会
  5. 弥生町区 (屋台)


    紹介 名匠、良雲の鋭敏な彫刻が見事な屋台です。囃子は音の間合いが一つ抜けるのが特徴です。
    囃子会名 弥生町お囃子会
  6. 荒川区 (山車)


    紹介 平成24年に新調されました。
    北川敦彫刻師をはじめ、伝統文化加賀工芸の匠達の技を結集した絢爛豪華な仕上がりです。
    囃子は、ばちさばきが大きく大胆であるところが特徴です。
    人形 大国主尊(おおくにぬしのみこと) (長野屋綱季 作)
    囃子会名 荒川区祇園会
  7. 伊勢町区 (屋台)


    紹介 昭和54年に新調された屋台を使用しています。
    囃子は、はぎれ良く屋台の鬼板の由来から「玄武囃子」と呼ばれています。
    囃子会名 伊勢町お囃子会
  8. 鎌倉区 (屋台)


    紹介 現在は、大正4年に御大典記念として製作された二代目屋台「八千代号」は焼失し、昭和29年作、三代目を使用しています。
    囃子会名 八千代お囃子会
  9. 仲町区 (山車)


    紹介 戦前には花屋台を使用していましたが、後に新調し山車となりました。
    製作当時は二層目の鉾がありませんでしたが、昭和56年に手を加え現在の形になりました。
    囃子会名 仲町お囃子会
  10. 桜町区 (屋台)


    紹介 伊勢町区が使用していた小型屋台を譲り受けましたが、その屋台はもともと桜町区にあったものとする説もあります。
    現在は平成6年に新調した屋台を使用しています。
    囃子会名 櫻町お囃子会
  11. 本石区 (屋台)


    紹介 見事な彫刻がほどこされた屋台を使用しています。
    囃子は、華麗なばちさばきが魅力です。
    囃子会名 本石唐獅子おはやし会
  12. 石原区 (屋台)


    紹介 熊谷で唯一の四方破風屋根(しほうはふやね)を持ち、各懸魚(げぎょ)に四神が彫られています。
    囃子は、笛の穴が6穴でやや短めのものを使用していることが特徴です。
    囃子会名 石原区若連睦会


熊谷祇園囃子 各町区のお囃子の特徴

大きな摺り鉦をみんなで叩き大音量を響かせることが特徴の、熊谷祇園囃子は昭和30年に銀座区ではじめて地元のお囃子会が結成され、昭和54年までに12か町すべてに地元お囃子会が定着して生まれたとされています。

熊谷祇園囃子を奏でる楽器 イラスト:新島章夫氏
附締太鼓(つけしめたいこ)
五丁掛・四丁掛を使用しています。

長胴太鼓
1尺2寸から1尺4寸の太鼓を使用しています。

擦り鉦(すりがね)
1尺2寸から1尺3寸のものを使用しています。

篠笛
7穴の三本調子から五本調子を使用しています。
(石原区のみ6穴)

  1. 第一本町区
    明治31年から、岡部の岡下郷の方々がやってきて叩いていました。
    それが熊谷祇園囃子の始まりとされており、ばちさばきが独特です。
    演奏曲目: 出囃子、地囃子、きりかえし、おさめ、鎌倉囃子

  2. 第二本町区
    明治31年から、岡部の岡部郷の方々がやってきて叩いていましたが、第二本町区では昭和34年頃から始めました。
    演奏曲目: 出囃子、地囃子、鎌倉囃子、かわ違い、きざみ、しげ、ぶつけ

  3. 筑波区
    囃子は明治35年以降に深谷の方々により行われていましたが、筑波区では昭和42年から始められ、その後、改善されています。
    演奏曲目: 出囃子、ぶっつけ囃子、地囃子、きざみ囃子、さんてこ囃子、鎌倉囃子、ころがし囃子、ぶっきり囃子

  4. 銀座区
    昭和31年に熊谷では初めて独自に叩き始められました。
    演奏曲目: 出囃子、地囃子、きざみ、しげ、鎌倉、新囃子、かわ違い、子守り唄、数え唄、おさめ囃子

  5. 弥生町区
    他の町区とは少々異なり、音の間合いが一つ抜けるのが弥生町区のお囃子の特徴です。
    演奏曲目: 出囃子、地囃子、しげ、ひかせ、てれつく、かわ違い、きざみ、大きざみ、あがり

  6. 荒川区
    テンポが遅く、ばちさばきが大胆なお囃子が荒川区の特徴です。
    演奏曲目: 出囃子、しげ、きざみ、大きざみ、ぶっつけ、かわ違い、おさめ囃子

  7. 伊勢町区
    歯切れの良い囃子が伊勢町区の特徴で、屋台の鬼板の由来から囃子会名が「玄武囃子(げんぶばやし)」保存会と呼ばれています。
    演奏曲目: 出囃子、流し、しげ、きざみ、小きざみ、鎌倉、どっこい

  8. 鎌倉区
    広い屋台を生かし大きく手を上げ、ゆっくりしたテンポの囃子を響かせています。
    演奏曲目: 出囃子、地囃子、しげ、きざみ、大きざみ、かわ違い

  9. 仲町区
    お囃子は昭和46年頃から始められ、さんてこ系の三手鼓(さんてこ)、転がし等を伝えています。
    演奏曲目: 地囃子、きざみ、ぶっつけ、三手鼓、転がし

  10. 桜町区
    仲町のお囃子にアレンジ加えて、桜町独自のお囃子を作り上げました。
    演奏曲目: 出囃子、地囃子、きざみ、かわ違い、鎌倉囃子

  11. 本石区
    昭和43年頃から始められたお囃子は、華麗なばちさばやきが本石区の特徴です。
    演奏曲目: 出囃子、地囃子、しげ、きざみ、大きざみ、鎌倉囃子、おさめ

  12. 石原区
    石原区のみ笛の穴が6つで、やや短めのものを使用しているのが特徴です。
    演奏曲目: 地囃子、きざみ、小きざみ、中きざみ、大きざみ、しげ、ぶっつけ


うちわ祭 名前の由来と山車・屋台の登場

「うちわ祭」名前の由来
江戸時代の多くの祭りがそうであったように、赤い色が厄除けになるという理由から、熊谷でも各家で赤飯を炊いて親戚などに配り、商店では仕入れ客にも振る舞っていました。
その風習が、祭りの見物にも配られるようになり「熊谷の赤飯振る舞い」は祭りの名物になっていきました。
はっきりと記録に残っているわけではありませんが、明治中頃まで続いたようです。

しかし、ある年、泉屋横町にあった料亭「泉州」の5代目主人が思いついて、当時、生活必需品だった渋うちわを配るようにしたそうです。
渋うちわといっても日本橋の老舗「伊場仙」製ということもあって、これが評判を呼んだそうです。
その後各商店でも買い物客や取引先の商人には、赤飯の代わりに渋うちわを出すようになり、「買い物は熊谷うちわ祭の日」というキャッチフレーズまで生まれました。
熊谷うちわ祭に「うちわ」が現れた時代については諸説があり、文献によっては江戸時代とするものもあります。

山車・屋台の登場
熊谷うちわ祭の原型とされる祭事は室町時代から続いてきたものですが、屋台が見られるようになったのは江戸時代中期のことです。
しかし、この頃の屋台は神輿の渡御に付け祭としての狂言屋台でしたので、今の屋台の原初とは考えにくいものです。

熊谷うちわ祭が山車、屋台祭りへと移り変わる発端となったものは、明治24年、本町三四(現・第二本町区)の菓子店、中家堂の初代中村藤吉が、江戸神田にあった紺屋が個人所有する山車を買い受けたことからだと言われています。
これより明治後期に本町一二(現・第一本町区)、筑波区、鎌倉区、仲町区も相次いで山車、屋台を製作し、祭りの士気が大いに高まっていったようです。


熊谷うちわ祭に伴う交通規制とパークアンドライドについて

交通規制について
熊谷うちわ祭期間中は、大幅な交通規制がかかります。交通規制図を御参照ください。

パークアンドライドについて
熊谷スポーツ文化公園臨時駐車場」と「熊谷うちわ祭会場」を10分から15分間隔で無料送迎バスが運行します。是非御利用ください。
パークアンドライドの詳細(PDF:409KB)はこちら

実施日時
7月21日(木) 11:00 〜 22:30
7月22日(金) 14:00 〜 22:30
※20日(水)は運行しません。


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出典:このサイトの作成にあたり、熊谷市のホームページを参考にしました。

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